人と人との間に仕事があり、期待がある
神農です。
昨日Amazonで電動コーヒーミルマシンを発注しました。
5000円くらいのKalitaのやつ。以前は3万円もだして上等なコーヒーミルマシンを使っていたのですが、誤ってフィリピンのコンセントに直接刺してしまい、あえなくご臨終したという悲しい事件がありました…。(海外と日本の電圧は違うので、アダプターかまさないとショートして故障してしまうのです)
あんな悲しい思いは二度とするものかという決意を新たにコーヒーミルマシンをAmazon Primeで頼んだのですが、待っても待っても届かない。
指定日にモノが届かないなんて先進国の日本で、東京であるのか?と訝しげにいたのですが、原因がわかりました。原因は、Amazonが提携している配送業者のデリバリープロバイダなる業者さんらしいようでした。
Amazonデリバリープロバイダからの配達、1日遅れて今来た。まあ忙しいんだろうし、今後日時指定すればヤマトさんに届けてもらえるのでいいが、「遅れてすみません」の一言もないのはいかがなものか?このレベルだと日本人も発展途上国人材も変わらんな。
— 神農亮 (@kanchan_r) July 25, 2017
↑ランボー怒りのツイート。
このデリバリープロバイダ、ものすごく評判が悪いらしい。
Amazonで「指定日に荷物が届かない」という不満続出、背景にデリバリープロバイダの存在?
僕はもうやきもきして、待っていました。月曜日に届くと思っていたのに、なんで届かないんだ?届かないならいつ届くんだ?Amazonアプリ上では「配達中」のステータスなのに、いつ届くんだ…?
* * *
デリバリープロバイダへの不満は一度横においておくと、これって、期待値の問題ですよね。
日本中の人々が、Amazon Primeで頼んだら、確実に100%に届くと思っていたわけです。それが配送業者がヤマトさんから変わった途端に、その100%の期待、というか当たり前が崩れた。だから、不満が殺到しています。
当たり前とまでに思っていた期待値を大きく下回ってこられると、ここまで不満を抱いてしまうのです。これが、発展途上国のインドネシアやフィリピンだと期日通りに遂行されることがまったく当たり前ではありません。だから、遅れてもなにも思わない。
「インターンとしての振る舞いかた」について考えてみました。
/よく言われるのが、「インターンなのに、すごいしっかりしているね」ということです。この言葉を言われたとき、ものすごく悔しかったんですね。https://t.co/TDo9mx3ioM— ナオキ・ケー (@naokin_0811) July 25, 2017
これは弊社インターン生のNaokiくんのブログ記事。「インターンなのにすごいね」と言われることに対し、「大学生インターンへの期待値が低すぎる」とショックを受けた話です。
しみじみ思いますが、ほんとうに世の中の仕事は、期待というものが間に挟まって動いているんですね。仕事を頼む人はある期待値をもって、頼む。頼まれる側も、その期待値を超えれば評価される。
仕事は、人と人の間に存在するもの。人と人が仕事をしようと思うと、かならずそこには期待が生まれる。期待するか頼む、期待されるから頼まれて頑張る。
最後に
これからは、仕事を頼むときは「これくらい期待している」ということを明らかにして、頼もうと思いました。その方が頼まれる側も期待の大きさがわかるし、やっぱりその方が頑張れるじゃないですか。
で、僕も頼まれることもよくあります。そのときは、頼んでくれた人の期待値を全力で超えにかかろうと、改めて思いました。やっぱり期待値を下回るのは哀しいし、期待を上回ると頼んだほうもうれしい。
これを考えるに至ったので、Amazonが遅配したのはもういいです笑