toggle
2017-07-17

カラーひとつで商品の印象がここまで変わる「ごん色カメラ」がすごい。

神農です。

昨日、はじめてフィルムカメラを買いました。機種はNikon EMというやつで、購入した場所は代官山蔦屋書店の近くにある北村写真機店。

こんなやつ。これ、ちょっと可愛くないですか?下北沢とか高円寺あたりに、こういう配色のモノ持っている人いそう。僕はこの色にやられて、即買いしてしまいました。まあ、お値段もレンズ込みで2万円だったのでいいかなと。

しかし、実はNikon EMというカメラ、もともとこんな色していないんです。ふつうは、こんな感じ。

ああ、いわゆる銀塩カメラってやつだなーという黒さです。今回北村写真機店で購入したものは、実は中古のカメラを整備し、その上で革張りを剥がして、あらたにカラーの布を貼った「ごん色カメラ」というものなのだそうな。(ヴィレバンでも買えるそうな)

イケてないカメラも、色ひとつで「イケてるカメラ持ってる俺イケてる」と思えるようになる

ぼくがすごく驚いたのは、「ああ、無骨でおもしろみがない、おじさん趣味丸出しの中古カメラでさえも、配色だけでここまでモノの印象が変わるんだ」ということでした。

中古フィルムカメラって、やはり本来的にはおじさん趣味らしいです。この前フジヤカメラという中野にある中古カメラ屋さんを訪れたときも、2階のフィルムカメラフロアのお客さんの年齢層の高いこと高いこと。

僕も先日ブログ記事を書いてから、何件か他にも中古カメラ屋さんを巡りました。ただね、どうにもしっくりこないんです。やっぱ、デザイン古いし、重いし、おっさん臭い。キュンとこない。

それにフィルムカメラの中古って、ファインダーがホコリだらけで見にくかったり、よくわからない機構だったりで、正直結構心理的ハードルが高かったです。写るんですとか、そういうのからフィルムはじめてもいいかなと本気で考えていたくらい。

それが、ちょっとかわいい色使いのボディになっただけで、これですよ。「中古のフィルムカメラって敷居高そうだなーどうしようかなー」と迷っていた20台後半の男性を、「おお!これかわいい、これならなんかイケてる、オシャレ」と思わせるだけの破壊力があったということです。

カメラって、所有することだけで既に意義が見出されるものです。いわば、イケてるカメラ買って日々持ち歩くということは、イケてるインフルエンサーのツイートをRTして、フォロワーに見てもらいたくなる感覚と似ています。

要は、僕はただの銀糸おかめらには、キュンとはしなかったんです。ただ古くて、重くて、なんだかイケてないカメラにはなにも感じませんでした。

しかしそれが、革張りの色がオシャレなものに変わることによって、「こんなイケてるカメラ持ってる俺イケてる」とさえ、思えるようになりました。だから買うことに戸惑いがなかったんですよね。

 

最後に

とっても単純なことで恐縮ですが、デザインで所有感ってここまで変わるのかと、驚きました。

ごん色カメラの中の人、センスあるなあ。大当たりです。これから使う人じわじわ増えていくんじゃないでしょうか。期待大です。

関連記事