toggle
2017-07-07

思わず妄想している時間は、豊かな時間。妄想させてくれる商品は、良い商品。

神農です。

先日、こんな記事を書きました。

「これは自分にしかできない仕事」と執着すると、自分を更新できなくなっていく

新宿西口のビックカメラで見た洗濯機コーナーに1mmもワクワクしない、という話なのですが、ふと思ったのです。「モノにワクワクするとはどういうことだっけ?ワクワクするモノってなんだっけ?」と。

僕にとって、あの洗濯乾燥機の対岸にあるもの。それは、カメラでした。中でもいま一番ワクワクしているのは、FUJIFUILMの「X100F」というカメラです。

これですよ、これ。

これは自分が毎日持ち運んで、撮っているイメージがよく湧くんです。

このちょうどいい重さ、大きさ(小さすぎないのがいい)、FUJIのフラグシップ機と同等の画質、ファインダーあるのも外せない。デザインもクラシカル。

今までRX100や、α7IIを使っていたんですが、前者は小さすぎ軽すぎ、ファインダー除けない、画角も広すぎるで物足りず、α7IIは、デカすぎ重すぎでした。

僕は、毎日無理なく持ち運べて、毎日キュンキュンしながら撮影できるカメラが欲しかったんでしょうね。

いままで、ここまで使っているイメージがよく湧き、しかもそれがワクワクしたことは、なかったです。自分がTwitterやブログに写真掲載しているイメージも湧くし、休日に手ぶらにこのカメラ首から提げて、ブラブラしているイメージも湧く。

まさに、洗濯乾燥機と対極にある商品。

それはもちろん、メーカーが打つPRイメージでもあるとは思います。しかし、X100Fはそれ以上に、自分の人生の延長線上で考えることができるのです。想像させられている、のではなく、思わず妄想しちゃう、が正しい。

*  *  *

 

ここまで想像させる商品って、人の時間を豊かにしますよね。

だって、1日はみな等しく24時間しかありません。その中で多くの時間を仕事に費やし、多くの時間に睡眠を費やし、そして、消費活動に費やします。

消費だって、まあ、なんだっていいわけですよ、ほんとは。例えば僕は家で使っている、1日に出た生ゴミ等を入れる袋は、コンビニでもらってきたポリ袋を利用しています。

こんなもん、ほんとうになんでもいいわけです。

しかし、身の回りのものがなんでもいいもので溢れていると、そもそも日常にキュンキュンすることはありませんし、きっとその商品を選びとるときも、何も考えていない。要は、想像力を働かせることがありません。

思わず妄想しちゃう商品であれば、買うまでそもそもたくさん妄想しますし、使っている間もそうですし、使っていなくて持ち歩いている間ですら、妄想してしまいそうです。

最後に

目の前にある一次的現実を生きるだけじゃなく、想像の世界をも生きることができる。これは人間と他の動物を分かつ大きな点です。

単純に、そんな時間はとても豊かな時間ですし、仕事やるなら人を想像の世界に誘う仕事に携わりたいものだ、と思ったのでした。

 

 

関連記事