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2017-06-25

「鼻の裏側を冷たい空気が通るのを感じる」ことと、インプットの精度を上げることは似ている

神農(@kanchan_r)です。

3年前の5月、インドネシアからフィリピンに移住するタイミングで、日本に一時帰国し、京都でヴィパッサナー瞑想に行きました。

京都の山奥で1日10時間、10日間で100時間瞑想するヴィパッサナー瞑想修行に行ってきた

2週間で100時間、1日10時間瞑想するという間違いなくハードな部類に入る瞑想修行なのですが、やってみて、一番最初に面食らったのは、「身体の感覚に気付き続ける」ことのむずかしさでした。

1〜3日目まではひたすら「自分の呼吸の感覚に気付き続ける」ことを指示されます。それも、「鼻の穴のつけ、裏側に冷たい空気が入ってくることに気付きなさい」などと言われるのです。

そんなことは、今までの人生で誰もやったことがないものですから、みんな探り探りやるわけです。すると、日を追うごとにどんどん感覚が研ぎ澄まされて、その空気の冷たさに気付きます。

鼻から吐くときは一度体内を通った空気が出されるのであたたかいだとか、その空気量のムラとか。100時間瞑想が終わる頃には、肌の表面の感覚にも気付けるようになりました。(本当に集中すると、肌の表面がジーンとしたり、かゆみを感じたり、冷たさを感じたりします。)

 

さて、ここから本題です。

インプットの精度を上げようと思った時も、日常的にこれくらいの集中力で、微細なものに気付こうとしないといけないんじゃないか、と思いました。

インプットの精度が高い、いわば、日常生活からいろんなことを感じ、よく考えているな、すごいな、と感じる人の中に、松浦弥太郎さんという人がいます。

元「暮らしの手帖」編集長であり、最近クックパッドに入社してWebメディアを立ち上げた方。今までエッセイ本も何冊も書いています。彼の著書を読むと、「よくこんなことに気付けるな」と毎度思うのです。

ためしにAmazonで「松浦弥太郎」と検索してみましたが、24冊x3ページありました。めちゃくちゃ本出しているな、と。

松浦さんは50代ですが、人間本気出せばここまでの冊数をコンスタントに出すことができるんだな・・・と感嘆します。

なぜ彼はここまでいろんなことを考え、書けるのでしょうか?著書「考えるコツ」では以下のようなことが書かれていました。

僕は最低でも1日2回、思考の時間をスケジュールに組み込んでいます。

ここまでやっている人が世の中にどれだけいるでしょうか。経験則的でいうと、1日2時間、毎日必ず机に座って集中して考える時間を確保するって、めちゃくちゃ大変ですよ(笑)

彼は、日常の色々なことについて、ひとよりもめちゃくちゃ考えている。毎日の日常を見つめる目の解像度、集中力は僕のような常人とは、おそらく全く違います。

それこそ「呼吸するときに、鼻の穴のつけね、裏側を通る空気の温度」を感じられるくらいに、日常を見つめているのではないでしょうか。

インプットの精度は、本気で発見しようとしてはじめて上がる

久々に毎朝ブログを書いてみても思いますが、ネタって探せばどこかに落ちているんです。毎日なんて書くコトがない、と言っている人は、探そうとしていないんですよね。

本気で書くコトを探していれば、必ずなにか書くコトが見つかるし、それではじめて、探すときの目の解像度が高まるんでしょう。

だから、とりあえず毎日なにかでアウトプットしてみることが大事なんだな、と思いました。TwitterでもInstagramでも、なんでも。できれば、他人の目に触れる形のほうが発信の強制力を持ちやすいので、続きやすいです。

いろんなことを考え、いろんな微細なことに気付きたければ、まずは毎日なにか発信してみる。これが鉄板だと思いました。

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