toggle
2017-02-14

「移住女子」を読んで考えた、海外移住・海外就職をする日本人との共通点

神農(@kanchan_r )です。まだマレーシアなうです。

かねてより拝見している伊佐友美さんの「移住女子」を読みました。海外在住者であり紙の本は手に入らないため、PDFにてipad miniで拝読しています。伊佐さんはステキな文章と写真を撮る方だという印象を持っていて、この前まで世界一周しながら仕事をされていました。そんなご自身も「移住女子」として当事者である伊佐さんの語る、移住女子。

移住女子も、海外就職・移住者も自身と真摯に向き合い、強くなる

さて、「移住女子」を拝読していてまず感じたのは、「移住女子に登場する方々は、海外就職される方々と共通点があるな」ということです。なにかというと、「自分の人生と真摯に向き合っている」。下記、本書より引用します。

彼女達に共通しているのは、辛い出来事であっても、「乗り越えるべきわくわくする出来事」として捉え直し、向き合う強さを持っていることだった。

僕は現在、アジア各国の海外就職者にインタビューして記事にしていますが、みんなそうです。ぼくなりの言葉でいえば、「自分の選んだ道を正解にする強さ」をみんなは持っているんじゃないでしょうか。

先週マレーシア就職の話を聴いたとある方は、外国人との仕事がやはりまったくあたらしいものであったので、語学も含めて苦労されていました。しかし、そこでご心境を伺ったところ、「でも、やるしかないですよね。ここを越えれば、また新しい景色が広がってますから」と。超前向きというか、とにかく強い。

そして、また興味深いのは、別に全員が全員海外就職前にここまで強かったわけではないんですよね。下記、「移住女子」から引用。

もちろん全員が、そんな強さを移住前から持っていたわけではない。それは、移住を決めたり、実際に行動に移したり、移住先での新たな人間関係や価値観に触れる中で培われていったのだ。移住の先に待つのは、与えられるのではなく、自分で人生を選び取ったあとにある満足感ではないだろうか。

僕もイチ海外移住・海外就職者として感じることですが、海外移住・就職はひとを強くします。それは自分と向き合い、道を選び、そしてその後の人生とも向き合うことで得られる強さなのです。

海外就職には、「日本人の職業人としてのニーズとシーズのマッチング」という乗り越えるべき課題がある

本書内では海外移住者は触れられていません。ということでその道でやっている観点からいえば、海外移住を現実的に実現する方法のひとつは、海外就職です。そして海外就職者が移住を検討するときに乗り越えるべきことは、「その国、その国にある企業でなにが求められているのか」「自身はなにができるのか」「自身はどういう国で、どういう仕事をしたいか」という3点のマッチングなんですよね。

なぜなら、外国人が海外で在住しようと思えば、就労ビザを取得する必要があるからです。「この人にこの国で働いてもらうと、国にとってメリットがある」。そう思ってもらえないことには、就職・移住ができません。だからこそ、海外就職は全員が「自分を向き合う」必要があることに他なりません。そこをどうにかするために、協業するのが僕の本職でもあります。その意味では「移住女子」で登場する国内移住者の方々とはまた少し違うのかなと思いました。

ただ、下記の点では大きく共通している、というか、同じです。

「移住とは、自分の人生と向き合うことである」。

そんなことを改めて気付かせてもらえて、ありがたいです。そして、移住者にインタビューし、その内容を伝えることで、新しい道を提案する。ある意味、僕と同じような活動をされていた伊佐さんにもシンパシーを勝手に覚えたのでした。日本でも、そういうことをされている方がいらっしゃるんだなあ。僕も、その一翼を担えれば、と感じた次第です。届けこの想い笑

日本で出版された本も、直後に海外で読める手段がある素晴らしさ。こういうのがあるから、移住も別に平気なんですよね。

関連記事