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2012-05-30

帰国して考える、今の自分に必要なモノと必要でないモノ

帰国しました。

 

2週間に及ぶ就活も無事終え、バンガローのみなさんと別れて久々に日本を堪能しています。

色々思うことはたくさんあるのですが、結局あちらでどう感じたのか、帰国してどう思うのかを記しておく。

 

やっぱ日本スゲェ

帰国早々感じるのは、日本の凄さだ。聴けばきちんと誘導してくれる空港職員、比較的わかりやすい空港のつくり、きちんと舗装された道路、乗れば目的地まで時間通りに着くと確信できるバス。どれもあちらではありえなかったもの。向こうではリスク管理が最重要任務だった。早めに出るとかお金多めに持っておくとか。[ref]それを怠り帰りのフライトでは偉い目にあった。[/ref]

スーパーやレストランに行けばとんでもなく迅速かつ効率的なオペレーションも垣間みることができる。あちらではレストランに入って散々突っ込みたくなった人員の多さ、無駄に楽しそうな感じも日本では極めて適正に保たれていて素晴らしい。安全で冷たい水もきちんと出てくるし、蚊も飛んでない。さすが日本としかいいようがない。これは世界では希有なのだ。

久々にテレビを見えれば東京のすげーお洒落なカフェの特集がやっている。どれもスゲースゲーといってしまうようなお店ばかり。出てくる料理は芸術的なものばかり。しかもおいしいらしい。スゲー。

どれもこれも日本クオリティ。やはり日本が世界に誇れるのはサービスの質の高さであり、それを意図せずやってのけるレベルであるころだ。いわゆる国民性といったことろか。

 

今の自分に必要なモノ、必要でないモノ

でもあちらに行って思った。そんなめちゃくちゃお洒落で、めちゃくしゃサービス良い商品って今の自分には必要ないんかもしれんと。あちらでの生活は結構楽しかった。[ref]まあ現地でずっと仕事してる人は、そんなに楽しいもんでもないよ〜?とおっしゃっているがw[/ref]

国民性を比較すればインドネシアの人々は日本人ほど勤勉ではない。「ゴムのような時間」という言葉があるのだが、それに現れているように時間に対して非常にゆるい。でもとてもよく笑うし、とても明るい。とてもフランクだしフレンドリーだし、チャーミング。かわいい。ちょっとイラッとしても、まあいいかと許してあげちゃうw

正直サービスのレベルも対価に合ったくらいのもんだし、あまり不合理さは感じない。物価安いからね。むしろ不合理さで言えば日本の方が対価対サービスは不合理なバランスだ。デフレで価格は安くなるが要求されるサービスの質は変わらないため、中の人は壮絶な苦労をすることになる。飲食出身だからそれは実感値としてある。それは企業努力では済まないレベルだ。

そんな中考えていた。僕に必要なのは、機会と高揚感だ。まだ若くてたくさん仕事してたくさん叱られてたくさん失敗してたくさん成長しなければならない。そうやってたくさんの経験をするには日本はあまり適さない。だって機会自体が少ないんだもの。仕事の機会も昇進の機会も。

インドネシアでは機会は豊富にある。というかもはや大体ブルーオーシャンだ。なんでもビジネスになりうる。製造業も仲介業も、不動産業もネットインフラ構築も。全てが不足しているのでなんでもやれる。というか、やってもらわないと困る。ニーズを見つけるどころか目に見える。今ある企業もどんどん生産性を高めるために努力している。[ref]日本では生産性高めたところで売れるパイが少なくなっていく一方なのだからシカタガナイ。[/ref]

そんな国はみんなとても明るい。これから俺らの国は伸びて行くんだー!という確信に満ちている。[ref]一方ではこれは長く続かないんじゃない?と疑う現地の方もいるが。[/ref]

若いうちは良い空気感の中で、機会の多い環境で働きたい。これは実は僕が最初に就活したときの基準と同じだ。

 

好景気を体験したことのない僕らという世代

思えば僕の世代は高揚感のある世間というのを体験したことがない。生まれた時には既にバブルはじけており、金がない金がないという大人たち、不景気だと十分わかっているのに言い続けてしまう世論に苛まれながらここまで来た。

サラリーマンでひとつの企業に勤め上げるという美徳は過去のモノと揶揄され、かといって起業する人達も別世界の住人として見られる。がんばるぞー!という学生は意識が高い(笑)と笑われ、きちんと企業に入れば根拠がよくわからないゆとり世代だと言われる。どないせーっちゅーねん!と思わず言いたくなる。ネガティブワードしか飛び交わない、あれもだめこれもだめ、正しい議論のなされない世論などくそくらえである。[ref]その世論の構成員の自分は(ry[/ref]

そんな中僕はアジアで生きていくという道を選んだ。

言わずもがなアジアは伸びている。行ってみればわかるがその高揚感はすごい。

道路の横で昼寝しているおっさんいるそばで、日本製の自動車とインド製の二輪で埋め尽くされている。自動車や二輪は彼らの月の給料の何倍もするはずなのだ。でも買う。

伝統的な平屋が並ぶその中で突如として高層オフィスビルやタワーマンションがそびえ立つ。建造中の建物もバンバンある。

企業に面接に行けばみなさん口を揃えて言う。うちは右肩上がりでどんどん成長している。これを支え加速していくためには優秀な人材が必要だ、と。

オフィスビルに行けばインドネシア人だけでなく、日本人、韓国人、欧米人など色んな人種の人がひしめく。中心街に行けばモスクの隣にキリスト教会がある。ザ・多様性。

こちらに来ている若い人はみな言う。俺らはここで頑張ってでかくなるんや!と。

そう、日本の高度経済成長期の風景と似ている気がする。歴史で勉強したときの記憶では。

 

高揚感を体験したことのない僕から見たら、その光景はとても清々しいものに見えた。日本ではあまり見たことのない、色のついた世界。

その風景は僕みたいなワガママな若いだけの人間からしたらとても魅力的に映る。

そんなこんなで僕はこれから当分の間ここで生きていくことになる。仕事では英語も使うしインドネシア語も使う。日本語で完璧に仕事できるわけでもないくせに一気にまたチャレンジングな要素が増える。でもやる気は負けないくらいあるのでなんとかなるだろう。タフネスも平均以上はあると思う。あと自分が意義を見いだしたものには強い。まあやる気さえあればなんでもできると、アントニオ猪木みたいなことを言ってみる。

もちろん、苦労は耐えないだろう。まだまだこれから仕事覚えて行かないといけない段階だし。

速く日本の同年代に負けないくらい仕事ができるようになりたい。そして自分の目標を叶えたい。

何より、海外で働くことがこれからどんどん日本人の若者の間で流行ればいいなあなんてことを思いながら、ここを終えることにする。

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