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2017-01-27

なぜ僕がアジア各国取材記事を書いているのか?海外就職で考えるべき重要な2つのことがあるからです


「お風呂の温度でいえば、37~39度」刺激もあるが、居心地の良いマレーシア就職の求人動向、求められる英語力、人物像(2017年度版)

昨日、海外就職サポートのWebサイトにて、マレーシア就職取材記事を公開しました。実はここ半年くらいアジア諸国を回り、各国の取材をしています。他の国の記事も順次公開していますが、マレーシア人気も盛り上がっているため、公開しました。

で、各国の海外就職記事を取材・執筆していて、「これは本当に大事だな」と思うことが2つあります。それは、1.自分の譲れない基準を持つこと 2.できることと興味があることのバランスを考えて経験を積むこと、です。

譲れない基準はなにか?

23歳から働いていたインドネシア・ジャカルタを去りフィリピン・セブに移住する際、こんな記事を書いていました。下記、24歳のころにジャカルタに住んでいたときの記事です。

そうすれば挫折を味わっても納得してがんばれます。俺はこのために今頑張ってるんだ!って一般論ではない納得の仕方ができます。ただ入ってみて譲れない基準が満たされていないとわかったらある程度がむしゃらに頑張ってから次にいけばいい。不健康なだけです。

働く環境を決めるときに持っておくべき4つの考え方+1

昔の記事をこうして引用できるだけでも、ブログを長年やっててよかったと思います。最近、各国の取材記事を書いているのにも理由がありまして、それは「国毎の性質を知って、自分の譲れない基準を考えてほしい」からなんです。

例えば、「せっかく海外就職するんだから、英語での業務経験を積んで、今後の人生に生かしたい」ということの優先順位が非常に高い人は、アジアの中でも英語圏で働くべきです。そんな人がベトナムで働いたり、インドネシアで働いたりすると、ローカルの人々が英語に対して寛容であり、その高い英語力を活かせないかもしれません。

一方、海外でもスタートアップな環境や成長環境をわかりやすく求めるのであれば、マレーシアやシンガポールで働くのは少し違うかも。それならインドやベトナム、タイなどで働く方がその成長の息吹はよほど感じられるでしょう。

なぜ海外就職において譲れない基準を決めることが必要なのか?それは、「最低でも3〜5年目の前のことに集中するための最低条件」になりうるからです。これは自分も含め、多くの海外就職者と話しておもうところ。

海外就職をやってみるとよくわかるのですが、海外就職は「日常の中の非日常」ではなく、「非日常であり、それを日常にすること」です。日本に住んでいて週末に箱根に出掛けて温泉に入ることは「日常のなかの非日常」ですが、海外で働くことはまず圧倒的な「非日常」であり、「非日常を日常にする」作業に他なりません。

どういうことかというと、変化に伴うストレスが大きいんです。住む場所も変わる、一緒に働く人も、プライベートで付き合う人も変わる。そもそも外国では外国人なのでマイノリティであることを痛感するでしょうし、日本ではあるとされているロールモデルなんかありません。

そんな海外就職において、「このために海外就職したんだ」だとか、「海外で働きたい、しかしこれだけは譲れない」という「自分のなかにある譲れない基準」がなければ、はっきり言って長続きしません。1年働いたくらいで不安に駆られ、日本に帰りたくなることうけ合いです。これも海外就職すると誰しも痛感するところなのですが、「周囲にも先にもわかりやすい正解がない」というのは、正解があることに慣れきっている日本人ビジネスパーソンにはとてもストレスです。(日本にも別にロールモデルなんか存在しない時代ですが、多く人が「周囲の人や先輩を見ていればどうにかなる」という気持ちを持っているはず)

まあ、海外就職してすぐに帰国することが一概に悪いこととはいえません。しかし、多くの人が「海外就職するなら、どうぜなら経験を積みたい」と考えています。日本人にとって仕事は人生と切っても切り離せない要素。そらそうですよね、海外であれ日本であれ、人生の大半は仕事です。

できることと興味があることのバランスを考えて経験を積むこと

もうひとつは、「できること」と「興味があること」のバランスを考えて、どこで働くかを決めようということです。

どういうことかといいますと、例えば英語を使って働きたい人がいるとします。その英語力を活かし、次の転職でも英語人材として立脚したい、と。しかしもしその人がTOEIC600点レベルだとしましょう。その場合は、アジアの英語圏であるマレーシアやシンガポールで働くのは難しいです。(※職務経歴も関わってきますが、ここでは英語力のみを指標とします)

なぜなら、人材エージェントも受け入れ先の企業も「その人がなにができるのか?」を基本的に見ています。そのときにアジアの英語圏で働きたいのにTOEIC600点程度しかないと「英語、できないじゃん」とみなされます。やりたいのに、やれない。海外就職は魔法の言葉ではないので、できないことはできないと認識されるのです。

じゃあ、英語をたくさん使って経験を積みたい人はどうすればいいのでしょうか?2つしかありません。「TOEIC800点レベルなどの英語上級者レベルまで高める」、もしくは

「まずは今働ける他の国でいまじぶんができることを活かし働き、英語も自分で勉強する」です。要は、「能力を向上させできると言えるようになるか、今できることを活かして経験を積み、できるようになる」です。

安心してほしいのは、キャリアというのは「経験を積み、できることが増えていったその結果としての道程」でしかありません。その中にははじめてのこともあるかもしれませんし、海外で働くことなんてみんな初めてです。こういうことができます!と意思表示して、その結果「だったら働けるよね」と判断され、はたらく。そうして「できるとは思うけどやったことがないこと」を経験して、気がつけば「できること」が多くなっている。それが結果としてのキャリアであり、海外就職だってそうなのです。

だったら考えるべきは、「なにを海外就職でやりたいのか?」「それってどこの国でできるのか?そもそも、自分はできるのか?」「できないならどういう選択肢をとるのか?」ということなのです。

ただ、こういうこと考えようとしたときに「んじゃ、アジアの国たくさんあるけど、どこに国はどういう性質なんだよ」という問いが立つでしょう。その問いに対する回答が今僕がやっている各国就職取材記事であり、海外就職サポートでもあるのです。昔はジャカルタのことしか知らなかったですからね・・・。

最後に

このブログでずーっと言っていることでもありますが、海外就職は「非日常を日常にすること」です。「できるかもしれないけど、やったこともないしできるかわからないこと」を「できること」にする作業なのです。僕は海外で働き初めてもうすぐ6年になります。6年前なんて、英語もTOEIC600点くらい、新卒で10ヶ月しか働いていない第二新卒というへっぽこでした。

しかし、6年後の今は外国人のマネジメント経験もしましたし、営業経験も積みましたし、広義のマーケティング・PRの経験も積み、果ては大好きな海外就職を仕事にできることになりました。23歳のころにジャカルタに行かなかったら、こうはなっていないと思います。おかげさまで海外移住になんの抵抗もないですし、まさに「人生が拡大した」といえるでしょう。大満足の20代でした。(まだギリギリ20代だよ)

海外就職って、本当に、いいもんですね(水野晴郎風)。もしご興味ありましたら、当ブログで無料のSkype相談も再開しましたので、ご一報を。では!

写真は、マレーシア・クアラルンプール郊外の屋台。こういうところで朝ご飯食べて出社も大アリ。糖質過多になる恐れはありますが(笑)、安いしうまいです。マレーシアいいとこいちどはおいで。


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