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2016-12-31

海外就職5年目年の瀬に思う「いま、めのまえの海外就職に心底ワクワクする気持ち」を内蔵で感じること


日本への機上から、2016年の締めくくりとして書きます。(下書きを書いています)

2016年は、アジアの主要国を大体全部回った年でした。マレーシア、香港、シンガポール、タイ、ベトナム、フィリピン(マニラ)に数日単位ですが渡航し、現地で働く海外就職者の知人・友人等々にお話を伺いました。(インド、ミャンマー、ラオス、カンボジアあたりは渡航できず)

話を伺う中で思ったのは、「やっぱり海外就職、いいな」ということです。話をしてくれたみなさんに共通していたのは、「若くても責任ある仕事をしている」「外国人と外国人として働くために文化的ハードルを越える努力をしている」ことでした。

3年前にジャカルタで就活中だったある方はその後ベトナムで就職し、3年ぶりにあったら既に社内でもキーパーソンに。9月にお会いしたときに「ローカルスタッフから信頼得られなくてつらい」とこぼしていたタイで働くある方は「壁を打破しました!」と。そしてジャカルタで3年ぶりにお会いした戦友は、更なるパワーアップをとげ、大きな仕事をひとつひとつ悪戦苦闘しながらもこなしていくビジネスパーソンになっていました。いやもう、単純にみんなすげえっす。ちなみにいま挙げた方々は20代中盤〜後半の方々。まだ30代にもなっていない。

そして、もうひとつ共通していたことがありました。「将来どうするとか、日本に帰りたいとか考えています?」と質問したときに、「目の前の仕事で周囲の信頼を得ることが先で、そうなれればすべては後からついてくる」という旨の話をされていたこと。

逆の言葉で、「海外就職にはビジョンが必要だ」というのは、僕も昔言っていたことでした。30代でどうなりたい、そのくらいは考えておかないとすぐに日本に帰りたくなるし、目標を見失うよ、と。「海外に日本人なんか普通にいるよ」といまや言われてはいるものの、ひとりで海外に出て仕事を得るとなると、とても孤独です。なにか海外就職に「譲れない基準」がなければ、他人にも不安にさせられるし、仕事にも集中できない。そういう論を展開したことが多々ありました。

ただ彼らのような人達を見て、かつ自身も23歳のときに海外就職してやっとこさ28歳になった今思うのは、そうではないんです。多分大事なのは、「いま、めのまえの海外就職に心底ワクワクすること」であり、「その気持ちを自分でも認識しておくこと」なのではないでしょうか。「対象に非常に興味があること」はある意味「目的」にもなりうるのです。

こういうこというと、反論をくらうかもしれません。なぜなら、一般的には日系民間企業では「海外就職でどうなりたいか、が大事だ」と語られているから。もちろん、そうなんです。しかし、海外就職の目の前にレールなんかないですし、日本の日本企業ほど階段がわかりやすくありません。無から有が生まれることはないように、想像力だけでビジョンを作れる人は多くない。(実際いるのはいるようですが)それは、僕もそうです。目標逆算型のキャリアって、年功序列・経済右肩上がり時代の話なのではないでしょうか。

だったら、やれることは「いま、ここに超集中すること」です。僕が今年話を聴いて思わずこちらがワクワクしてしまうような方々は、みな「いま、目の前の海外就職」に超集中されていました。え?将来の不安?そんなもんしても仕方がないでしょう。そう言わんばかりの。そして「いま、ここ」に超集中していれば、海外就職だろうが起業だろうが、なんだろうが、必ず前に進むようです。それはようやく30歳に近くなってきた自身の肌感覚としても感じます。目の前の海外就職にハマり、没入すれば、気がつけば見える世界が大きく広がっているようです。

これから海外就職を検討されている方々も、今まさに闘っている方々も、「海外就職にワクワクする?」そう自問してみればいいのだと思います。やっぱり僕は超ワクワクしますし、なんかもうこの5年間大して変わらないんですよね。今でも想い出しますが、僕が23歳でジャカルタに出る前、まだジャカルタに行ったこともないくせして(笑)、Google画像検索でジャカルタの都市を見ながら、脇汗をかくくらい興奮していました。気持ちが悪いですが、事実そこまでワクワクしていたんですよね。2012年、ジャカルタで働くことに。

とはいえ、いままでずっと日本で働いてきた日本人が,海外就職ときいて急に脇汗をかくくらいにワクワクするのか?そんなことはないでしょう。であれば、「海外就職にワクワクするまで待つ」というのもアリだと思うのです。この情報洪水社会で、ひとつのことに心底興味をもつコトは案外難しい。それは広告だらけの世界で興味を受動的に喚起され、誘導されているからです。ビジョンが浮かばないというのも同じような話かもしれませんが、能動的にハマることって案外難しいものなのです。

これから海外就職する人も、今海外就職する人も、この年の瀬になにを想うのでしょうか。ぼくはいまいちど、「海外就職にワクワクしている自分」の内蔵の感覚を是非体感してみることをオススメします。内蔵が「よし、行け!」というなら海外就職は本当です。「いや、ちがう」と想うのなら違うのでしょう。僕はこの原稿を書きながら、「心底海外就職にワクワクしている自分」がいま改めて、内蔵で感じることができました。

人間、自分がとにかく本気でおもしろいと思うもの、そう感じることには心底ハマれるものです。海外就職だけではないですが、何事もハマりまくれば、経験や成果は後からついてきます。とにかくハマるかハマらないか。

文章の最後になりましたが、おかげさまで2016年は良い年になりました。アジアで海外就職に没入している方々にお会いし、自分でもいま気持ちが新たになっています。来年はより多くの海外就職者のサポートができるよう尽力します。来年もがんばるぞー!


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