現地採用は後付けでもいいからポジションを取るべきだ

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海外で働くという一見輝かしい生活を送っている現地採用でも、将来に不安を抱いている人は多いです。なぜ現地採用をやっていると将来が不安になるのでしょうか。

それは、わかりやすく成功した前例、いわゆるロールモデルがないからです。日本に住んでいれば腐るほど参考にすべきビジネスパーソンはいますが、海外、ましてや現地採用となるとそういう人はいません。

さて、一歩踏み出すと間違いなく将来が不安になる現地採用、どうすれば不安にならないのでしょうか。
僕は、「明確にポジションを取れば、不安に苛まれずに自らの将来に向かって前向きに進める」と思います。そうすれば下手に不安になることがありません。

「ポジション」とはなにか

そもそも先述したポジションとはなんでしょうか。本稿での定義は、「自らの立場、自分が現在いる位置」とします。

ポジションには2つの意味があります。1つめは色んな情報、意見が飛び交う中で自分はどういう意見を表明する立場を取るか。2つめは時間軸の中で今自分がどこにいるのかという位置情報です。本稿でポジションをとるということは、「自らの立場を明確にすること。また、自らの現在地を明確にすること」と定義します。

ではなぜ上記2つの意味でのポジションをしっかり取れば、将来が不安にならないのでしょうか。

それは、「なぜ自分がこのタイミングで海外で働いているのか」「これからどうしたいのか」がある程度明確になるからです。また、その上で「これからどうしていきたいのか」という仮説を立てられるからです。

例えば、私の友人で現地採用をやっている方がいます。彼は大学卒業してすぐに海外で働き始めた方で、最初はそれこそ苦労したこともあったようです。周りに同年代もおらず、これから自分は大丈夫だろうか、どうやってキャリアを歩んでいけばいいのだろうかと逡巡することもありました。
しかし、現時点でとても元気よく、前向きに働いています。もうその国で働き始めて4年でしょうか。ポジティブでアグレッシブで、話しているとこちらが元気をもらえるほどです。

そんな彼の素晴らしい点は、現時点で、自分がなぜ今その国で働いているのかに100%腹落ちしていることです。彼も就職してからよくよく過去を振り返り、考えたとのことでした。なんで今この国で働いているのだろう、今の会社でどういう能力・経験を積めるのだろうか。
また、仮説としてどうやってこれからその能力や経験を生かしていくか。彼は意地でも今の経験を生かして今後やっていこうとしています。

こうしてはっきりと現在に意味づけができ、自分の足で一歩一歩踏みしめながら前に進んでいます。最近話伺っていませんが、彼もその会社でもう4年目。現地採用でしっかり仕事をしながらもう4年目だと、きちんと社内でも評価され、どんどんキャリアを積んでいるものと思います。

どうやってポジションをとるのかーー過去と未来しかないーー

海外就職においてポジションを取ることは、「なぜこのタイミングで海外就職をして働いているのかを明確にすること」です。これさえ明確にできれば、多少の不安に襲われても現状に納得がいくでしょうし、納得感を持った上で将来への仮説を立てられます。

自分の位置を知るためには自己分析するしかありません。自分は今までどういうことをやってきたのか、海外就職するときにどういう情熱を抱いていたのか、その時将来どうしたいと願っていたのか、今これからどうしたいと想像しているのか・・・
現在地を特定するには、過去を遡って分析すること、そして今想像できる未来から逆算することです。完璧には無理ですが、過去と未来から挟み撃ちすることで、現在地はある程度明確に特定できます。

まずは過去を徹底的に分析すること。そしてその上で、未来を想像すること。んじゃこれから何をやればいいのか、今何をやっているのか、このことを考えて自分なりの暫定的結論を出すことが「ポジションを取ること」なんです。
現時点での暫定的結論を出すことは、過去にも想像している未来にもある程度納得している状態でしかできません。ちなみに、勿論今後計画通りには行かない可能性の方が高いので、現時点での「暫定的」結論。

キャリアなんて直感で選んで、論理を後付けすればいい

正味な話、そんな動機や理由なんて後付けでいいと思っています。人間、何でも論理的に動けるわけではありません。一貫したキャリアを歩んでいる人がいても、それは結果論です。キャリアを予測できる人なんて世の中には皆無なんです。

だから、まずは直感で動く。自分の直感がどうしても海外就職せよと囁きかけるなら、海外就職すれば良いです。動機なんて後付けでいい。
でも後で理由や動機をつける時期が来たら、しっかり過去を分析して、こじつけでもいいので納得する理由・論理を見つけるんです。

Sunset

・・・ところでここ数年写真にハマっていまして、意外と評価してもらえることが特に最近多いです。上の写真はマラパスクア島でたまたま撮れた夕景。ホテルスタッフに「夕日が撮れる!」と聴いて向かった灯台がまさかのがっかりスポットで、失意の中バイクタクシーで帰路に至る途中で出逢った風景でした。

まさに、たまたまそこに居合わせたこと、そして直感に従ってコンデジのシャッターを切ったことがこの写真が撮影できた理由です。後になって、設定がどうとか現像がどうとか言えますが笑

案外海外就職もキャリアも、そんなものなのかもしれません。

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profile 著者:神農亮(Ryo Kanno)( @kanchan_r )
2014年5月までジャカルタで現地採用→6月よりフィリピン・セブ島の語学学校サウスピークで海外就職サポートの仕事をしています。ご相談お気軽に!
"If you live each day as if it was your last, someday you’ll most certainly be right."
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