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2014-04-21

現地採用志望者が面接までの間に考えておくべきこと


Medium 3505849251photo credit: scottkellum via photopin cc

意外とこのテーマで書かれている記事が少ないことに気がつきました。でもこれって、具体的に海外就職する段階に居る場合一番大事です。
今回は概要としてまとめておきます。

1.なぜ海外で働きたいのか?
2.なぜインドネシア(特定の国)で働きたいのか?
3.自分ができることはなにか?(なぜ自分を採るべきなのか?)
自分のストーリーをつくること

1.なぜ海外で働きたいのか?

この質問に改めて自分の言葉で答えを出しておくことで、不必要に不安になることも迷うこともなくなります。

なぜなら、海外で働くということは、国内で働くということではありませんし、国内でイメージしやすいキャリアを歩むことでもないからです。ある程度長期的に日本以外のどこかの国に拠点を置いて生きていくことを意味します。

人と違うことをするというのは、やはり人を不安にさせます。現地採用なら周りから将来のこと聞かれたり、指摘されたりする機会が往々にしてあります。
そんなとき、自分なりのストーリーがあり、自分はどういう方向感覚を持っていて、だから今海外で働かなければならないのだ、と答えを出せていると一切迷いません。

迷っていると手につく物もつかなくなります。海外で働く上で大事なのは、結局仕事で外国人と働くことで成果を上げることです。迷うことでそれが蔑ろになってしまうと本末転倒。

2.なぜインドネシア(特定の国)で働きたいのか?

この質問に答えを出しておくことで、インドネシアじゃなくて他の国の方がよかったんじゃないか、という隣りの芝は青い状態を避けることが出来ます。

それに面接においても、これは非常によく聞かれます。なぜなら、雇う側としてもすぐ辞められたら堪らんからです。駐在員は3年で帰るし、誰も来たがる人は居ないゆえに現地採用が居ます。

とはいえ、普通ここに何年居るのかなんてわからないものなので、そういうときはそれなりに長期で居るつもりだと答えておくのが賢明です。

3.自分ができることはなにか?(なぜ自分を採るべきなのか)

海外で働きたいだけの人は、会社に必要ありません。自分はその時点で何ができるのか、それをエピソードを加えて説明できるようにしておきましょう。

海外で働きたいだけの人達、ぼやっと来てる人達には誰も魅力を感じません。
なぜ自分がその会社に必要なのか、なんで採用する必要があるのか、その必然性を持って説得しなければならないのです。

それに自分自身のキャリアを考える上でも、自分のどういうスキルを伸ばしていくのかを考えることは欠かせません。結局、自分ができることX自分が好きなことX他人が必要としていることが合わさったスィートスポットこそが個人として目指すべきところだからです。

自分なりのストーリーをつくる

以上は面接でよく聞かれることでしたが、それもこれも、答えは自分なりのストーリーに準じているべきです。

僕は、キャリアを考えることは、ストーリーメイキングだと思います。
自分が大体どういう人生を歩んでいきたいのかという方向性、それに向かっていくには今どうすべきなのか。それが自分の場合はその年齢での海外就職であった、それがその国だった、ということ。

金井義宏氏は、キャリアはダーウィン的進化論的アプローチをすべきだと言います。事後的・回顧的に来し方を合理化しながら将来に向けて徐々に形作られていくものだということです。言うなれば、やってみないとわからない、後から振り返ってみればConnecting dotsだったと理解すること。だからキャリア・デザインという考え方のように、節目節目に立ち止まって考え将来を構想することが大事なのです。将来を構想しないのは、ストラテジーなしに生きることになってしまう。それはキャリア・デザインではなく、キャリア・ドリフトです。

現地採用就職した後に悩む人が多いのは、ひとりひとりが自分のストーリーを意識していないからです。大体の方向性、自分が今ここに居る理由が明確であれば迷うことも不安がることもありません。別に何歳から初めても構いません。ストーリーメイキングこそが幸せなキャリアづくりの一歩なのです。

参考文献


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