ジャカルタ現地採用者が「セカ就!」読んで自分を読んでみた

もりぞおさんが「セカ就!」を出版された!オメシャス!

色んな書評や感想が集まっていて、ふんふんなるほど、まだアジア就職経験していない人にはそう映るのかと楽しませていただいている。それにしてもインドネシアの主人公とは初めて会う気がしない・・・・。

今回書評として、本を読んだら自分を読めーとは弾小飼氏の言葉だがーということで、読んだ自分を語りたい。

一年の振り返りを軽く

インドネシアはジャカルタに来てようやくちょうど1年が経過した。実はこれはインドネシアで働いている期間の方が長くなったことを意味する。

今になって思うのは、そろそろ慣れて来たなあということ。もちろん日々新しいことはたくさんあるのだが、ここに基盤を置いて生活することに慣れた。

だから週末は刺激を求める為にすげー行き辛いオシャレカフェに繰り出したり、ラーメン屋いってみたり、UNIQLO行ってみたり。ジャカルタって刻々と変化しているのだけど、生活者目線で言うとほとんど変化らしい変化ないんですよね。ずーっと渋滞だし。

思うに、新生活って慣れてきてからが勝負。慣れないことはなんでも新しいし、楽しいし刺激的。自尊心も自己愛も充たされる。でもそんなものすぐ慣れる。そこからいかに自分で目の前の仕事に地に足をつけて積み上げていけるか。それが大事なのだ。

なので次の一年も引き続き地に足つけつつ、目の前に表れている問題や壁を徐々に打破していけたらいいなあ。これからが勝負。

そして自分テーマに関して

先述したのは主に生活と仕事に関して。それと同時並行して僕にとっては自分テーマなるものがある。このブログのことだ。

現地採用として働くこととは?ということを、自分で考えて自分なりの答えをその都度その都度出して行くー本来誰得的オレオレテーマである。

これを当事者の観点から考え続け実践し続けることに価値があるとずーーーっと思っている。この場に居ない第三者が見るのと、実際にやってる人が考えるのとは全然中身の腹落ち具合が違うのだ。

ところで、だ。

人は一度巡り会った人と二度と別れることはできない。なぜなら人間には記憶という能力があり、そして否が応にも記憶とともに現在を生きているからである。 ーパイロットフィッシュ

とはいうものの、僕は人間の記憶って驚く程あてにならないと思う。すぐ昔の記憶を改ざんする。都合の良いように。現在進行形で起きている事象に対してすらそうである。いわゆる認知的不協和を平気で解消をする。

でもこうしてブログに書いていけば忘れても当時の文脈を思い出せる。大事なことを忘れてしまっても自分の書いたものを見ればまた思い出せるのだ。日々の雑事はいいが、自分にとって大事なことくらいはちゃんと書いて残しておきたい。

これがこのブログの哲学であり、着地地点である。と、同時に、他の現地採用の方々やまだ海外で働いたことの無い方々にとって多少の参考にさえなればそれはもう嬉しいことこの上ない。

スマソ、書評書いてなかった

今の僕がこうしてインドネシアに在るのも、大体もりぞおさんのおかげである。

もりぞおさんのブログがまだ怪しかったあの頃に、メールした日が懐かしい。あれからもりぞおさんも荒稼ぎするようになり、僕はWebで恥を晒し続けるように(ry

本書のネタ元は実際の現地採用者らしい。もちろん書籍状はたくみに色々なノンフィクションを組み合わせてフィクションにしてあるように思う。だがそのネタ元は紛れも無くリアルなのだ。

だからとってもリアルに映る。小説の醍醐味は登場人物に感情移入して疑似体験をすることだ。本書は小説であることで読者に海外就職を疑似体験できる機会を提示している。

だから「普通の人に海外就職を知ってもらう」ということは達成されるんじゃまいか。

僕もひっじょーに興味がある。普通の人の海外就職に。何を隠そう僕自身もクソ普通だから。普通の人にはアジア就職無理なら僕は無理だろうし、今後もイケてないはずだ。

僕は本書を読んで改めて思った。っしゃーやったるわーい、と。

本書には普通の人の海外就職の「その後」は書いてない。当たり前である。そんなもの誰にもわからないのだから。将来のことで不安を抱く現地採用者がたくさん居るのも知っている。
でも先のことを創るのは僕らだ。

僕は、自分の未来に向き合って創っていくことには大真面目でありたい。別に途中で方向修正しててもいい。それでもその後の自分を創るのはそのときそのときの自分である。そこは妥協したくない。

一読して一現地採用にここまで自分を読ませるのも本書くらいだろう。

ということで、オススメ!ではなく文句なく読め。と言えるのが本書。是非一読あれ。

そしてリアルでもWebでもお世話になっている皆様。この一年間もありがとうございました。引き続きご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い致します。

by
関連記事
ブログ主
profile 著者:神農亮(Ryo Kanno)( @kanchan_r )
2014年5月までジャカルタで現地採用→6月よりフィリピン・セブ島の語学学校サウスピークで海外就職サポートの仕事をしています。ご相談お気軽に!
"If you live each day as if it was your last, someday you’ll most certainly be right."
*お問い合わせはこちらよりお願いします。