クローズドSNS「Path」はインドネシアでこれからも伸びて行くのか?
こんにちは。現地採用というきわどいテーマでお馴染みの当ブログですが、実は運営者の僕はとってもWebが大好きです。
ということで、今までずっとやってみたかった、インドネシアのWeb事情をちょこちょこ気が向いたら発信していこうかと思います。自分の勉強のためにも。今回はみんなお馴染み?のクローズドSNS「Path」はインドネシアでこれから伸びて行くのか?です。
Pathってなに?
TwitterやらFacebookというと聞き馴染みがある人々が多いかと思いますが、Pathなんかは実は知っている人は知っている感じのSNSです。本当に仲の良い人同士でしかやらない、言いたい事が本当に言えるSNSですね。友達の数も150人までという制限があります。日本でも「言いたいことも言えないこんな世の中じゃ、ポイズン。」な人々はPathで言いたいこと言いまくってます。もちろん僕も例外ではありませんw実はこのPathもインドネシアでかなり伸びていると評判でした
元々インドネシアといえば!Facebook利用者人口が莫大だということで注目されていました。インドネシア人のみんなはできるだけ多くの人とつながりたい!という欲求があって、それを背景に伸びていると言われていました。でもさすがにFBのウォールに出る広告やらなんやらでもうヤダ・・・となりつつあるようです。
Pathが流行る理由
なんでインドネシアで流行っているのかというもうひとつの理由としてあるのは、PathのUIが写真やテキストを投稿するのにやりやすいからだそうな。言われてみれば確かにFBなんかよりは使い易い。FBのアプリを使ってiPhoneから何かを投稿する事は皆無ですもんね。Pathは元々iPhoneとAndroidoからしか使えませんが、確かにポストするときのあの動きとか軽快で気持ちがいい。
かといって、Instagramや他のアプリが淘汰されてPathにみんなが流れることはなさそう。インドネシア人の若者達は単に友達とか大学の同級生とか、時には両親とでさえつながりを強めたいと思っているだけ。それをするのに新しい方法が出れば試したい!と思うだけなんだそう。それなんて俺。
こうした近しい人達とつながりたい欲求が強いインドネシア人の間では、Pathはうってつけでこれから伸びて行くこと間違いなし!と見られています。
個人的考察
僕のインドネシア人の友人でもPathやっている人がちょこちょこ居ますが、彼らはTwitterでは鍵かけているし、FBもアクティブになってません。インドネシアの人々はつながりたい欲求はあるものの、知らない人にしかもWeb上で働きかけて行くことはそこまで好きじゃなさそうなんですよね。例えばTwitterみたいなのですよね。みんな友達同士で使ってそう。インドネシア人のみなさんは、みんな基本的に良い人だし愛想もいいのだけど、結局は狭く深くが心地いいのかなあ、なんて勝手に想像していました。かくいう僕もそうですがw
Webサービスとその国の人々の国民性なんかを考えるのはとてもおもしろいと常々感じています。これからもっと考えて行きたいものです。
こんな感じでゆるゆると書いていこうと思います。そのうちインドネシア在住者ならではのバリューが出せるまでになればなあと思いますが、それはまた後のお話。
参考
Does Path have a Future In Indonesia?