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2012-09-17

新卒・第二新卒でインドネシア就職するときの3つのリスク

@kanchan_r です。

昨今のアジア就職ムーブメントのおかげで、アジアで就職したいという方が増えて来たようです。

中でも新卒・第二新卒で希望する方も多いんだとか。さらには条件により彼らに対する求人もあるようです。すげえ。

ですが海外就職は人生の進路揺るがす大きな選択なので、リスクについても知っておいた方がいいです。

僕も就職して1ヶ月が経ったので、今回は新卒・第二新卒で海外就職をする際のリスクは何があってどれだけ重いのか、考えられうるものを書こうと思います。

対象は以下の3要素が0に等しい可能性がある新卒・第二新卒の方です。会社によってもだいぶ違うとは思いますが、判断の際の参考になれば幸いです。

 

1.語学力0(インドネシア語、英語)のリスク

2.業務経験0のリスク

3.専門知識0のリスク

4.自分の人生に責任を持つこと

 

1.語学力0のリスク

 

最初に断っておくとインドネシア語ができないのは大きなハンデです。

僕もそうですが、インドネシア語が全く出来ないと職場のみんな、お客さんの話していることが全然わかりません。

  •  職場の会話についていけない

まず職場のみんなが話していることがわからないとその輪に入れません。みんなインドネシア語で盛り上がってるのに寂しいです。

みんな第二言語レベルで英語できるとはいってもやはり母国語で話す方が楽だし楽しいです。自分と英語で話す時は話に若干ラグがありますが、母国語だとみんなイキイキと話しだします。

そんな場ではインドネシア語ができることが当然です。

  •  商談で何言ってるか分からない

商談でもそうです。日本人と言えど、会社によってローカルのお客さんも相手にすることがあります。彼らは私も英語わかるよ、と言っていても母国語で話してる方が楽しいし楽だし言いたいこと自由に言えます。そうなるとインドネシア語ができないと彼らと信頼関係を作ることは難しい。

僕もローカルスタッフの前でインドネシア語勉強してて言われました。インドネシア語できるようになればもっとお客さんと良い関係作れるよ!と。

あと、目の前で全然わからない言語を浴び続けるとストレスめっちゃかかります。結構しんどい。

このようにインドネシア語ができないとこの国の人々のコミュニティに入っていけません。それはストレス溜まることや仕事ができないことすら意味します。早急にインドネシア語勉強しましょう。1年くらい頑張ればペラペラになれると言われていますし。

 

2.業務経験0のリスク

 

特に新卒の方は仕事の経験0のまま臨むことになります。学生時代のバイトなどはひいき目に見ても戦力にならないという前提で書きます。

まず就職したら大体管理職採用です。それはグローバル企業になりきれない日本企業の悲しい性で、管理職は信用できる日本人だけで固めます。そのおかげで僕みたいなのの立場がある程度保証されているのですが・・・。

  • まともな教育はない

アジア就職市場では中途採用ということになるので、ほとんどまともな研修はありません。専門知識の研修は多少ありますが。現地法人はみんな大忙しなので新人の教育を一からしている体力はありません。先輩も少ないので見て学ぶことも難しい。

そこでは自分で仕事を覚えていかなければなりません。それは当たって砕けての繰り返しを意味します。わからないけれどやってみる→わからないので失敗する。痛い目に合う。→そこでの学びを生かしてもう一度トライ→(無限ループ)

僕は前職ベンチャーで普通の会社に勤めたことがないので普通のフローがわかりません。ですが事実、こちらでは自分の頭で考えて自分でトライ&エラー繰り返して仕事人として成長していくことになります。

それはとても泥臭い。効率も悪いかも。それなら日本である程度経験積んでからの方がいいかもしれません。

 

  • ローカルスタッフから信頼が得にくいかも。

通常3年くらい働いているとそれだけでローカルスタッフよりもまともに仕事できると思います。

しかし新卒・第二新卒だとそういうアドバンテージはなく、むしろ同じ場所からのスタートです。彼らからしたら新卒とか関係ありません。給料は自分達の何倍も貰っているのに仕事もできないインドネシア語もできない・・・

どう思われるのでしょうか?そのラインから信頼を得るまでは難しい。

 

3.専門知識0のリスク

 

  •  専門知識は日本語ではなく英語

これも意外に見落としがち。社内共通言語は英語またはインドネシア語です。なので専門知識の用語・メールは当然みんなに通じる英語になります。

普通日本で就職した場合日本語で覚え、日本語を話すお客さんに使います。ですがこちらでは日本語で勉強→自分で英語に直す(調べる)→英語で使うことになります。大したことないようにみえてかなり違う。

僕は今の会社の分野には生涯触れたことが無くほんとに0から覚えています。軽い研修でテキストに日本語で乗っていて、それを英辞郎で英語訳探して、それで商談のメモなどとっています。

日本語を使ってすらその専門領域の話したことないのに、一気に英語またはインドネシア語で専門家としてお客さんの前で話すことになります。それがどういう状況かというと、荒野の中裸一貫放り出されて、落ちている武器広いながら戦うイメージ。無茶です。

成長速度も日本よりも遅いかもしれないし、結果が出るのも遅いかもしれません。そんな日々は辛い。

 

以上、新卒・第二新卒でジャカルタ就職するリスクでした。

 

自分の人生に責任を持つこと

ここからは本当に言いたいことです。

大事なのは自分の人生に責任を持つことです

この記事を書いたのは、リスクの意味と重みをきちんと理解してほしかったからでした。別に脅したいからではありません。

海外に出ると自分のことは全部自分で責任をとらなければいけません。周りに日本人も居ますが、最後頼りになるのは自分です。

上記のようなリスクを考えて、もし最悪の場合そうなっても納得がいく、またはリカバリーがとれるのなら決断しましょう。そのくらい覚悟決めてる人は自力でやる覚悟があるので強い。こうした人生の進路揺るがす大きな決断は、そのくらいの覚悟を持ってするべき。

 

もうひとつ考えるべきことがあります。それは、なぜこのタイミングでアジア就職したいかです。

一番大事なのは動機です。自分がこれをやりたいという強い動機付があれば多少の挫折も乗り越えていけます。

そして、ジャカルタで就職して、その後どういうキャリアを歩みたいのか、どういう人生を送りたいのか・・・前例が多くないので計画立てるのは難しいですが、それでも考えましょう。

しかしなんとなしに今流行ってるし、とか日本居てもなんとなくおもしろくないし未来もないし、くらいでは辛くなったときにすぐに折れてしまうかも。マッチョと言われるかもしれませんが、なんでもある程度継続しないと身に付きません。

なので動機があれば就職しましょう。その想いは人にきっと伝わるし、自分が辛いときの大きな支えになります。

 

さすがに最悪の場合は無理だから、そのリスクを減らすために日本で2.3年修行してから行くのもそれからさらに語学留学するのも一般的に全然アリです。というかそれが一番確実です。やはり僕もそれをオススメします。無駄に苦労する意味はないです。

 

個人ブログなので最後に無責任に言うと、若い時にアジア出て働く人の将来は明るいと信じて止みません。どんどん伸びる市場でそんな覚悟のある人達が必死に努力して未来が明るくならないわけがない。

若い人はハイリスク・ハイリターンな選択をするべきです(ギャンブルとは違う)。なぜならそのリスクも取れてしまうのだから。失敗したって再チャレンジできます。5年やってもまだ30歳手前です。そう考えるとそのリスクは大したリスクではありません。そうしたらただのハイリターンな選択肢です。

 

海外就職はゴールではなくただの通過点、もしくはスタート地点です。最後に自分の人生に全責任を持つのは自分です。しっかりと自分の頭で考えて決断しましょう。

 

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